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基準3 教員及び教育支援者

 

(1)観点ごとの自己評価

 

観点3−1−1: 教員組織編成のための基本的方針を有しており,それに基づいた教員組織編成がなされているか。

 

【観点に係る状況】

 本学は,教育基本法及び学校教育法の趣旨にのっとり,地域社会における保健医療,福祉の増進と幼児教育の振興に寄与する有為な人材を育成することを目的として,新見公立短期大学教員の級別定数に関する規定(平成17年新見市規則第250号第3条)に基づき教養科5人,看護学科18人(助手5人を含む),幼児教育科9人(助手1人を含む),地域福祉学科9人(助手1人を含む),地域看護学専攻科3人からなる教員組織編成をとっている(資料AB参照)。

 

資料A 新見公立短期大学教員の級別定数に関する規定(趣旨)

第1条

この訓令は,新見公立短期大学教員の給与等に関する規則(平成17年新見市規則第250号)第3条の規定により,新見公立短期大学に勤務する教育職員の級別定数を定めるものとする。(級別定数)

第2条

級別定数は,別表のとおりとする。

一の職務の級の定員に欠員がある場合には,その欠員数の範囲内でその定数を下位の職務の級の定数に流用することができる。

学長職にある者が授業を担当する場合には,教授を兼任するものとする。

附 則

この訓令は,平成17331日から施行する。

備 考

級間における定数の流用は,区分欄の各科において,下位への流用のみ可能である。ただし,教養科の他学科への流用は,可能とする。

 

資料B 新見公立短期大学教員の級別定数に関する規定(第2条関係別表)

区分

学長職

 

職務の級

 

教養科

 

看護学科

 

 

幼児教育学科

 

 

地域福祉学科

 

 

地域看護学専攻科

 

 

15

12

12

45

 

【分析結果とその根拠理由】

 本学では,教員組織編成の基本方針として教育目的に沿い,新見公立短期大学教員級別定数の規定を設け,各学科,専攻科にそれぞれ専門の専任教員を配置し,教育課程を遂行するための編成が適切にとられていると判断する。

 

 

観点3−1−2: 教育課程を遂行するために必要な教員が確保されているか。

 

【観点に係る状況】

 本学の教員構成は,教授,助教授,講師,助手から成り,各学科,専攻科に専門職育成のための教員を配置している。各学科とも専門科目を充実させるための非常勤講師及び非常勤助手を配置している。以下に平成174月現在の各学科・専攻科別の教員構成を示す。なお,看護学科では,主要科目には教授,助教授8人で対応し,助手5人の内3人の学内非常勤講師が実質的に講師職の役割を担い,必要な教員数を確保している(資料C参照)。

 

資料C 平成17年度新見公立短期大学の教員構成人数

区分

学長

教授

助教授

講師

助手

非常勤

講師

非常勤

助手

学長

 

 

 

 

 

 

教養科

 

 

 

 

 

看護学科

 

18

34

7

幼児教育学科

 

19

5

地域福祉学科

 

31

3

地域看護学専攻科

 

 

3

14

 

13

12

12

45

98

15

非常勤教員は延べ人数で示す。

【分析結果とその根拠理由】

本学では,各科および専攻科の教育課程を遂行するための教員について資料Cの通り配置している。また,量的,質的両面において教育課程を遂行するために必要な教員が確保されていると判断する。

 

 

観点3−1−3: 各学科に必要な専任教員が確保されているか。

 

【観点に係る状況】

 短期大学における専任教員数は,短期大学設置基準第22条で保健衛生学関係1学科の入学定員100人までは7人,教育学・保育学関係1学科の定員50人までは6人,社会学・社会福祉学関係1学科定員100人までは7人を必要としている。本学では,短期大学設置基準に基づき各学科・専攻科に必要数の専任教員を配置している。

教養科では,5人の専任教員がおり,教授3人,助教授2人の構成である。

看護学科では,専門職の育成として保健師助産師看護師学校養成所指定規則第44号,看護師等養成所の運営に関する指導要領に基づき看護師の資格を有する専任教員8人以上とされている。現在,18人の専任教員がおり,教授3人,助教授5,講師5人,助手5人の構成で,その内16人が看護師の資格を有する専任教員で構成されている。学科長は,看護師資格を有する専任教員より選出している。分野別の内訳は以下に示す(資料D参照)。

幼児教育学科では,9人の専任教員がおり,教授3人,助教授3人,講師2人,助手1人の構成である。本学科は,幼児教育学科は,指定保育士養成施設および教員養成課程(幼稚園教諭2種免許)として認可を受けている。

資料D 看護学科分野別教員構成の内訳

分野

専門基礎科目

基礎

看護学

成人

看護学

老年

看護学

小児

看護学

母性

看護学

地域

看護学

精神

看護学

教員

宇野

斎藤

 

小野

杉本

土井

逸見 金山

真壁 白神

太田

古城

木下

 

上山

 

 

貞岡

 

栗本

岡本

 

塚本

 

 

 

指定保育士養成施設としては,「指定保育士養成施設の指定及び運営の基準について」(平成15129日厚生労働省雇用均等・児童家庭局長通知)の「指定保育士養成施設指定基準」において,専任教員を入学定員50人につき6人以上置くこと,保育士養成課程の「保育の本質・目的の理解に関する科目」,「保育の対象の理解に関する科目」「保育の内容・方法に関する科目」「基礎技能」「保育実習」の5系列に最低1人とすることが望ましいことが定められている。系列別の内訳は以下に示す(資料E参照。系列は略称)。

 

資料E 幼児教育学科系列別教員構成(保育士養成課程)の内訳

系列

保育の

本質・目的

保育の

対象理解

保育の

内容・方法

基礎技能

保育実習

教員

矢藤 東

石橋

片山 金山

三好

桑原 安達

山中

高月

 

 教員養成課程としては,「教員免許課程認定審査基準」(平成13719日文部科学省教員養成部会決定)において,「教科に関する科目」(国語,算数,生活,音楽,図画工作及び体育)の3科目以上にわたりそれぞれ1人以上,計3人以上,「教職に関する科目」(「教職の意義等」「教育の基礎理論」「教育課程及び指導法」「生徒指導,教育相談及び進路指導等」の2分野にわたりそれぞれ1人以上,計2人以上が求められている。分野別の内訳は以下に示す(資料F参照。区分は略称)。

 

資料F 幼児教育学科系列別教員構成(幼稚園教諭養成課程)の内訳

区分

教科に関する科目

教職に関する科目

音楽

図画工作

体育

教職の

意義

基礎理論

教育課程

教育相談

教員

安達

山中

金山

 

桑原

 

矢藤

 

石橋

 

片山 高月

三好

 

 

地域福祉学科では,平成1741日現在,各職位における専任教員数は,教授3人,助教授1人,講師4人,助手1人である。「社会福祉士介護福祉士学校職業能力開発校等要請施設指定規則」第7条第4号に基づく別表第2に定める専任教員は,学生総定員80人までは,3人と規定されており,第7条第6号では,専任教員のうち2人は介護福祉士,保健師,助産師,または看護師の資格を有するものと規定されている。本学科の専任教員9人のうち2人は看護師の有資格者,2人は介護福祉士の有資格者である(資料G参照)。

 

資料G 地域福祉学科の科目別教員構成の内訳

科目名

社会福祉に

関する科目

介護福祉に

関する科目

文化に

関する科目

心理に

関する科目

教員

伊藤 大竹

 

井関 松本

藤井 松永

岩ア 吉村

 

村中

 

 

地域看護学専攻科では,保健師看護師助産師学校指定規則第24号及び看護師等養成所の運営に関する指導

要領に基づき,学生定員20人以下では3人以上の専任教員が必要である。現在,教授1人,助教授1人,講師1人の構成で,3人とも保健師免許を有している。

 

【分析結果とその根拠理由】

 教養科では,専門教育を行うための教養科目の充実を図る目的で,教授,助教授で対応している。

看護学科では,保健師助産師看護師学校養成所指定規則第44号,看護師等養成所の運営に関する指導要領に基づき適切に教員が配置されている。また,各看護学領域の単位認定者は講師以上で担当しており,領域内での教員への教育研究に関するスーパーバイザーを決めており,教員間の指導へも力を注いでいる。

幼児教育学科では,保育士養成課程,幼稚園教諭養成課程とも,基準に従って適切に教員が配置されている。

地域福祉学科の専任教員数は定められた員数9人を充足するものである。職位は,助教授枠2を講師に,講師枠1を助手にそれぞれ下位流用している。これは転出にともなう補充の際に若手教員を採用した結果であり,一時的な現象であることから問題はないと考えて考える。助手に対しては領域内で教育に関するスーパ−バイズを行っているが,定められた職位の定数に近づける努力も今後の課題となる。また,「社会福祉士介護福祉士学校職業能力開発校等養成施設指定規則」第7条第4号に基づく別表第2に定める数(3人)以上の専任教員を有し,第6号で求められる有資格者の員数も満たしている。

地域看護学専攻科は,保健師看護師助産師学校指定規則第24号及び看護師等養成所の運営に関する指導要領に基づき各職位,有資格者の教員も配置されている。

以上より,「短期大学設置基準」第22条に基づく別表第1に定められた必要教員数および要件,専門職育成のためのそれぞれの規定を満たしており,これらのことから各学科の教育課程を遂行するために必要な教員が確保されていると判断する。

 

 

観点3−1−4: 短期大学の目的に応じて,教員組織の活動をより活性化するための適切な措置(例えば,年齢及び性別構成のバランスへの配慮,外国人教員の確保,任期制や公募制の導入等が考えられる。)が講じられているか。

 

【観点に係る状況】

 教養科では,男性5人で,年齢構成は,60歳代1人,50歳代2人,40歳代2人である。

看護学科では,男性2人,女性16人で,年齢構成は,60歳代1人,50歳代5人,40歳代7人,30歳代5人である。

幼児教育学科では,男性4人,女性5人で,年齢構成は,50歳代4人,40歳代3人,30歳代2人である。

地域福祉学科では,男性3人,女性6人であり,年齢構成は60歳代が1人,50歳代3人,40歳代2人,30歳代2人,20歳代1人となっている。

地域看護学専攻科は,女性3人で,年齢構成は,50歳代1人,40歳代2人である。

 

【分析結果とその根拠理由】

教養科では,男性で占められているが性別の構成は問題ない。

看護学科では,看護職資格を持つ教員が不可欠であるため,女性が多いことは看護学科の特徴である。年齢構成は各年代のバランスがとれている。

幼児教育学科では,年齢および性別の構成は問題がない。

地域福祉学科では,学科開設時の専任教員の性別構成は男性2人,女性7人であり,年齢構成は50歳代4人,40歳代2人,40歳代2人,30歳代1人であった。学科開設時は年齢構成に多少の偏りが見られ,また年齢層が高くなってきたこともあった,その後,教員の転出にともなう補充の際に,教員組織の活動をより活性化するため,学科全体及び領域別の年齢構成あるいは性別構成を考えた公募による採用を行なってきた。介護福祉系教員は全員が女性であるが,これは領域による特徴であるため,現時点において,年齢及び性別構成のバランス等はとくに問題ないと考える。

地域看護学専攻科では,保健師の資格を必要としており全員女性であるが,年齢および性別の構成は問題がない。

以上より,「短期大学設置基準」第22条に基づく別表第1に定められた必要教員数および要件,専門職育成のためのそれぞれの規定を満たしており,これらのことから各学科の教育課程を遂行するために必要な教員が確保されていると判断する。

 

 

観点3−2−1: 教員の採用基準や昇格基準等が明確かつ適切に定められ,適切に運用がなされているか。特に,教育上の指導能力の評価が行われているか。

 

【観点に係る状況】

 本学における教員の採用及び昇格については,「新見公立短期大学教員選考規程」(別添資料3−1参照)において,選考の基準,候補者の求め方および提出書類の種類,選考組織,選考方法が定められている。さらにその細目については,「新見公立短期大学教員選考に関する申し合わせ」(別添資料3−2参照)が定められ,職位ごとの研究歴・研究業績,教育歴・教育業績等の基準が定められている。教育上の指導能力の評価については,「教育業績書」(別添資料3−2参照)の提出を求め,その中で担当授業科目,教材の開発・作成,教育方法の開発・改善,FD等への参加経験,その他の特記事項の記載を行うこととなっている。

 教員の採用・昇格が行われる場合には,教授会において選考委員会が組織されて公募等の選考方法が決定され(別添資料3−2:「公募要領例」参照),上記の提出書類に基づいて書面審査が行われる。必要に応じて候補者の面接が行われた後,選考結果が教授会に報告される。教授会での審議に基づいて教員候補者が決定される(訪問調査時に教授会議事録を参照されたい)。

 

【分析結果とその根拠理由】

 教員の採用基準や昇格基準等は新見公立短期大学教員選考規程及び新見公立短期大学教員選考に関する申し合わせに明確かつ適切に定められ,教員の採用及び昇格時に組織される教員選考委員会及び教授会において適切に運用がなされている。教育上の指導能力の評価については,選考時に提出を求める教育業績書に基づいて行われている。

 

 

観点3−2−2: 教員の教育活動に関する定期的な評価を適切に実施するための体制が整備され,機能しているか。

 

【観点に係る状況】

 本学における教育活動の評価に関連しては,教務委員会教育改善部会があり,教育活動に関する定期的な評価を実施している(資料H参照)。実施の結果は,『学生による授業評価』(別添資料3−3参照)として刊行され,教職員及び各クラスに配布され,並びに図書館で閲覧されることによって学生にも開示されている。また,1年に1度以上のファカルティディベロプメント(FD集会を実施している(『自己評価書』73-74頁参照)。

 

資料H 教務委員会の概要 

名 称

所管事項

構  成

委員長

委 員

教務委員会

教育改善部会

1. 学生の授業評価に関すること。

2. 教員相互の授業評価に関すること。

3. 教員の研修の企画運営に関すること。

4. 授業改善の勧告に関すること。

部会長

学長,各学科(教養科を含む。)より1人及び学務課長

学長の指名による

(出典 「委員会規程別表」該当箇所)

 

【分析結果とその根拠理由】

 教育活動の評価に関連しては,教務委員会教育改善部会があり,教育活動に関する定期的な評価を実施している。その結果は,学生による授業評価報告書及びFD集会記録として刊行・開示されていることから,教員の教育活動に関する定期的な評価を適切に実施するための体制が整備され,機能しているものと認識している。

 しかし,本学の教育活動に関する評価としては全体的にはおおむね適切に実施されているが,学生の授業評価に関する質問事項,適切な教員相互の授業評価の方法,特定の授業改善の勧告に関する事項等の教員の教育活動へのフィードバックの方法については,なお検討の余地があり,改善を要することを認識している。

 

 

観点3−3−1: 教育の目的を達成するための基礎として,教育内容等と相関性を有する研究活動が行われているか。

 

【観点に係る状況】

 教養科では,各教員が個別の研究を中心として担当する科目についても教材研究を実施している。

看護学科では,各担当科目に関する看護基礎研究や,看護教育に関する研究など着実に積み重ねており,その結果を教育に還元している。

幼児教育学科では,各教員が個別の研究上の関心だけでなく,本学の教育の質を高めるための研究活動を積極的に展開している。

地域福祉学科では,各担当科目に関する研究や関連する研究を行っている。

地域看護学専攻科では,各担当科目に関する研究や,保健および公衆衛生看護に関する研究を行っている。

下表(資料I)にその内容を示す。

 

資料I 教育内容と研究活動

<教養科>

教員名

研究活動及び主な研究業績等

授業科目名

桑原一良

スポーツについての教材研究を実施.

スポーツのチーム員数に関する史的考察,スポーツ史研究,14:25-36,2000.

野球は狩猟型のスポーツか,新見公立短期大学紀要,25:1-10,2004.

 

生涯スポーツ論(看11

スポーツ実習A(看1

スポーツ実習B(看2

スポーツ実習(幼12

幼児体育(幼2

文化人類学(看2

身体と文化(福2

石田純郎

小児についての症例収集を実施.

『蘭学医書の原著者とオランダの訳者たちの医学世界』,吉備洋学資料研究会,250,1998.

3.オランダの外科医ギルドの終焉−医師資格の均質化へ,洋学,12:1-16,2004.

医学概論(看2

小児看護学U(看2

小児保健T(幼1

医学一般T(福1

医学一般U(福2

田邊 洋

生活化学についての教材研究を実施.

生活化学(幼2

原田信之

文学・国語についての教材研究を実施.

『キャリアアップ国語表現法 四訂版』,嵯峨野書院,分担執筆,2004.

『今昔物語集南都成立と唯識学』,勉誠出版,480,2005.

文学(看111

国語(幼2

山内 圭

英語についての教材研究を実施.

『ウィズダム英和辞典』,三省堂,分担執筆,

2003.

The Last Scene of The Grapes of Wrath, Steinbeck Studies,27:31-39,2004.

英語T(看1

英語U(看2

英語コミュニケーション(幼12

英語(福2

英会話(福1

<看護学科>

教員名

研究活動及び主な研究業績等

授業科目名

宇野文夫

各種ウイルスの粒子形成及び放出機構に関する研究(Poxvirus virions:their surface ultrastructure and interaction with the surface membrane of host cells, J. Electron microsc.48:937-946, 1999.

看護基礎教育における薬物療法に関する教育内容に関する研究.

新見公立短期大学看護学科学生の高等学校における理科履修科目と科学リテラシーに関する調査(2),新見公立短期大学紀要,25:43-51,2004.

電子カルテ教育システムに関する研究

「学生用ITマニュアル」作成.

微生物学

 

 

 

薬理学

自然科学TU

 

 

医療情報B

情報処理(幼児教育学科)

逸見英枝

オレムセルフケア理論の活用,阿新看護研究,4:3-10,2002.

看護基礎教育における成人看護学の考え方,新見公立短期大学紀要,20:35-46,1999.

倫理的感性を育てる看護学実習−成人看護学実習における一学生の実習内容を振り返って−,岡山臨床看護研究会,11(1),38-44,2004.

成人看護に関する研究

成人看護学TU

成人看護実習

古城幸子

「回想を語ること・聞くこと」の高齢者ケアにおける意味,臨床看護研究の進歩,9:19-25, 医学書院,1997.

老年看護学の授業による学生の高齢者イメージの変化1 老年看護学の授業評価―,新見公立短期大学紀要,22:53:60,2002.

老年看護学の授業による学生の高齢者イメージの変化2 老年看護学演習の授業評価−,新見公立短期大学紀要,24:25-33,2003.

老年看護学実習での学生の看護ジレンマ,新見公立短期大学紀要,25:63-71,2004.

高齢者理解に関する研究

老年看護学T

 

老年看護学U

 

老年看護学実習

塚本千恵子

『高齢者のケア(精神症状をもった高齢者の対応)』あゆみ出版,40-48,1998.

『癒しの時代』,西日本法規,122-123,2000.

精神看護学の授業展開−学生が「患者と出会う」体験の意味,新見公立短期大学紀要,24:83-91,2003.

精神疾患患者と接しての学生のイメージ変化と実習の学び−精神看護学1日実習を体験して−,新見公立短期大学紀要,24:171-180,2003.

精神看護学T

 

精神看護学U

精神看護学実習

小野晴子

看護管理に関する婦長の認識, 臨床看護研究,5(1):46-57,1998.

基礎看護学一日実習の効果と位置づけの検討−実習記録の内容分析を通して(PartU)−,新見公立短期大学紀要,22:53-63,2001.

『術後患者の観察急性期・周手術期の看護』,中央法規出版,104-153,2001.

静脈注射に関する看護基礎教育の現状,臨床看護研究, 10(1):61-7,

2003.

基礎看護学実習Uにおける看護過程の展開を中心とした学生の学びと指導の課題−実習記録の内容分析−,新見公立短期大学紀要,25: 81-8,2004.

看護管理に関する研究

看護学概論TU

臨床看護学総論TU

援助技術論

 

基礎看護学実習

 

金山弘代

歯科治療を受ける患者への安全性・安楽性を配慮した「2連式口腔内バキューム管」の考案,岡山県教育・管理総合看護学会集録,27-32,2000.

松木の生活行動様式に基づく看護診断・看護過程 松木の生活統合体モデルの活用「終末期にある非ホジキンリンパ腫患者の予期的悲嘆に関する看護」,日総研,5(3),43-60, 1996.

臨地実習における医療事故防止に向けての教育上の課題―SHELモデルを用いたインシデントの分析からー,新見公立短期大学紀要,24:75-82,2004.

成人看護に関する研究

 

成人看護学U

 

 

 

成人看護学実習

上山和子

1.対象の健康レベルの違いによる小児看護学実習の学習内容の分析と構造化−病院実習と学校保健室実習の学習内容の検討―,日本小児看護学会誌,9(2):73-78,1999.

看護学生の子どもに対するイメージ変化と小児看護学の授業方法について,新見公立短期大学紀要,20:125-133,1999.

看護学生の子どもの健康に対する認識(1)−小児看護学実習後に調査してー新見公立短期大学紀要,22:73-80,2001.

小児看護学の教育方法に関する研究(1)−授業方法にグループワークを導入した効果と教育上の課題―,新見公立短期大学紀要,23:123-131,2002.

小児看護学実習

 

 

小児看護学U

 

小児の健康に関する研究

 

小児看護学T

 

杉本幸枝

卒業後における援助技術論演習の活用度と教育上の課題,新見公立短期大学紀要,2191992000

基礎看護学一日実習の効果と位置づけの検討−実習記録の内容分析を通して(PartU)−,新見公立短期大学紀要,2253632001

援助技術論ABCD

基礎看護学実習T・U

貞岡美伸

分娩期の看護−産婦が望む看護と学生が行なった援助の分析,新見女子短期大学紀要,18:5-13,1997.

母性看護実習における看護診断を分析して−無効な母乳栄養,看護展望,25(5):106-110,メヂカルフレンド社,2000.

改訂版ウエルネス看護診断による母性症状分類別看護過程と援助技術,日総研,126-138,2003.

学生の考えるリプロダクティブ・ヘルス・ライツ―10代の出産を素材にして―,21回岡山県母性衛生学会収録集,10-12,2004.

母性看護学実習

母性看護学T

 

 

母性看護学U

 

母性看護に関する研究

真壁幸子

『わかる授業をつくる看護教育法3 シミュレーション・体験学習』,女性生殖器疾患患者のための体験学習自分の母親に「乳癌の自己検診法」を指導する,医学書院,145-156,2000.

更年期女性への保健指導を課題とした授業展開の教育効果ヘルスプロモーション・エンパワーメントの観点からー,看護教育,41(4):286-291,2000.

成人看護学慢性期実習における透析センター見学実習の意義,新見公立短期大学紀要,20:151-158,1999.

成人看護学U

 

 

 

 

 

成人看護学実習

木下香織

高齢者施設におけるIncidentの特徴,新見公立短期大学紀要,24:161

-169,2003.

老年看護学で取り上げた高齢者援助技術演習の効果,ナースエデュケーション,4(2):19-27,日総研,2003.

老年看護学実習での学生の看護ジレンマ,新見公立短期大学紀要,25:

63-71,2004.

老年看護学U

 

 

老年看護学実習

白神佐知子

成人看護学慢性期実習におけるICU見学実習の意義,新見公立短期大学紀要,20:143-150,1999.

成人看護学実習での学生のジレンマ―ジレンマの対処過程と教育的対応―,35回日本看護学会論文集,看護総合,64-66,2004.

成人看護学U

 

成人看護学実習

栗本一美

公的介護保険制度の未利用者の状況―AO町の調査から―,新見公立短期大学紀要,23:133-139,2002.

本学看護学生の卒業期における地域看護に対する看護概念の認識構造,新見公立短期大学紀要,23:61-68,2002.

訪問看護ステーション管理者の訪問看護師への学習支援に対する考えと実際,千葉大学看護学部紀要,26:45-49,2004.

地震災害後の継続的地域支援への課題−鳥取県西部地震の被災在宅高齢者への関わり−,9回日中看護学会論文集,日本看護協会,46-

50,2004.

地域看護学T

 

地域看護学U

 

地域看護学実習

土井英子

「療養上の世話」中心の看護業務概念に関する一私論−看護業務への主体的な取り組みを目指して―Quality Nursing,9(2):63-74,2003.

患者のプライバシーの権利に関する看護師の意識,新見公立短期大学紀要,24:57-66,2003.

新見女子短期大学看護学科卒業生の床上排泄の援助における意識と実態排泄の援助がケアとなるために新見公立短期大学紀要,20:77-85,1999.

静脈注射に関する看護基礎教育の現状,臨床看護研究,10(1):61-71,

2003.

基礎看護学における援助技術の到達度基礎看護学U終了時の経験率と自己評価から―,新見公立短期大学紀要,23:97-106,2002.

看護学概論

 

援助技術論

 

臨床看護学総論

 

 

 

 

基礎看護学実習

斎藤健司

生化学,分担執筆,三共出版,1,3,5,7,2003.

Differential Expression of Mouse α5(IV) and α6(IV) Collagen Genes in Epithelial Basement Membranes. J Biochem. 128(3):427-434,2000,Saito K, Naito I, Seki T, Oohashi T, Kimura E, Momota R, Kishiro Y, Sado Y, Yoshioka H and Ninomiya Y.

生化学

太田浩子

新手術手順の作成とアンケートによる考察,オペナーシング,5(7):51-56,メヂィカ出版,1990.

臨地実習における学生の行動変容を促した要因の分析,新見公立短期大学紀要,21:137-143,2000.

臨地実習前の看護学生のMSTの特徴,新見公立短期大学紀要,24:67-73,2003.

成人看護学U

 

成人看護学実習

岡 宏美

次世代育成に関する母性意識調査看護学科と幼児教育学科の1年次生を対象に―,新見公立短期大学紀要,25:99-105,2004.

学生の考えるリプロダクティブ・ヘルス・ライツ

10代の出産を素材にして―,21回岡山県母性衛生学会集録集,10-12,2004.

母性看護学U

(演習)

 

母性看護学実習

岡本亜紀

持続血液浄化法(CRRT)中の体温低下に対する四肢保温の効果,日本集中治療医学会誌,日本集中治療医学会第29回大会,9(1):203,2002.

地域看護学実習・精神看護学実習

基礎看護学実習

<幼児教育学科>

教員名

研究活動及び主な研究業績等

授業科目名

片山啓子

保育士養成校における女子短大生のスポーツ活動について,保育士養成研究,21:95-100共著,2004.

創造的身体表現活動の保育内容及び方法について「リズム運動」を作ることに焦点をあてて―,新見公立短期大学紀要,21:11-22,共著,2000.

幼児の身体表現を育てる, 新見女子短期大学紀要,18:23-28,1997.

体育

 

保育内容「表現」

 

 

幼児体育

安達雅彦

自然との対話UOHOKUNINUSHI 2003”,新見公立短期大学紀要,25:206-212,2004.

自然との対話T”TANJYOJI 2002”,新見公立短期大学紀要,24:182-1852003.

音楽表現へのアプローチフルート奏者のボディー・アクション―,新見女子短期大学紀要,13:83-87,1991.

音楽

石橋由美

家庭での読書環境が心の理論の発達に及ぼす効果,琉球大学教育学部障害児教育実践センター紀要,6:87-97,共著,2004.

探索活動と乳幼児保育,琉球大学教育学部紀要,54:501-513,共著,1999.

保育実践のための「子どもの発達と学ぶこと」の原理:全米幼児教育協会「発達的に適切な実践」(1997)の分析,新見女子短期大学紀要,19:149-157,1998.

教育心理学

 

 

乳児保育

 

発達心理学

高月教恵

モンテッソーリと倉橋惣三(1)―環境構成を中心に―,モンテッソーリ教育,37:75-84,2005.

戦後の児童観の歴史的変遷と児童家庭福祉,ノートルダム清心女子大学紀要,29(1):37-46,共著,2005.

奈良女子高等師範学校附属幼稚園の保育の実際(2)―昭和18年度四之組保育日誌を中心に―,新見公立短期大学紀要,25:11-21,2004.

保育方法論

 

保育実習

 

教育実習/保育課程総論

山中 文

幼児と音楽的発達仮想音楽発達論”,日本音楽教育学会第7回音楽教育ゼミナール報告書,86-88,共著,2002.

『ゲームでつくる音楽の授業』,共著,2001,学事出版.

音楽的表現手段の獲得に関する一考察,新見公立短期大学紀要,21:23-30,2000.

 

音楽

矢藤誠慈郎

『教育原理』(2),123節「教育と人間の文化」「教育と児童福祉の関連性」,14-31,分担執筆,全国社会福祉協議会,2005.

USA-Japanese Teacher Preparation Programs in Early Childhood: A Comparative Study, Association of  Management / International Association of Management 2004 Conference Proceedings,21(1):183-188,共著,2004.

『保育原理』, 1章「保育の本質」,1-14,分担執筆, 北大路出版,2003.

教育学総論

 

保育者論

 

 

 

保育原理

東 俊一

『子どもの養護』,2部「社会的養護の現状と課題」第2章「心身の発達・行動に援助を求める子どもの養護」2)「成人期障害者への援助」,171-183,分担執筆, みらい,2005.

知的障害児の相互作用拡大に関する小集団指導の検討,新見公立短期大学紀要,25:89-97,2004.

施設実習における実習生の目的・課題意識と学習内容に関する研究,保育士養成研究,20:25-40,共著,2000.

養護原理

 

 

 

社会福祉援助技術

保育実習

金山和彦

美術教育における『鑑賞』学習のカリキュラム開発に関する研究(平成16年度報告),幼児教育領域における鑑賞的活動の扱いについて(平成15-16年度科学研究費研究基盤(B)(1)課題番号15330194,共著,2005.

村上三郎と幼児造形の関係ついて,美術教育,288:34-39,2005.

『幼児と造形造形活動による子どもの育ち,12節「子どもの活動を読み取る」,138-142,4節「保育者の援助,環境づくりとの関わり」,148-153,分担執筆,保育出版社,2002.

美術

 

 

 

 

保育内容「表現」

三好年江

授業評価と保育所保育実習との関係についての予備的研究:授業「乳児保育U」改善のために,新見公立短期大学紀要,25:111-120,共著,2004.

『月案「あそびごよみ」指導計画実践例』,10-11,

20-21, 30-31, 40-41, 50-51, 60-61, 70-71, 80-81, 90-91. 100-101, 110-111, 120-121,代表執筆者との共同執筆,西日本法規出版,共著,2004,

学内実習指導方法についての一考察U,新見公立短期大学紀要,24:155-160,共著,2003.

乳児保育

 

 

保育課程総論

 

 

 

保育実習

<地域福祉学科>

教員名

研究活動及び主な研究業績

授業科目名

村中哲夫

狛犬の年齢(9)〜習俗に関する心理学的研究〜,日本社会心理学会第45回大会論文集,724-725,2004.

狛犬の年齢(8)〜習俗に関する心理学的研究〜,中国四国心理学会論文集,36:100,2003.

仙克c稿,新見公立短期大学紀要,25:261-273,2004.

ヒューマン・タウンウオッチング

人間関係論

心理(看護学科)

伊藤博康

地域で老いを支えるために生野区高齢者地域支援システムについて―,54回日本公衆衛生学会,日本公衆衛生雑誌,42(10):1080,

1995.

都市地区における地域医療のネットワーク作りの試み,51回日本公衆衛生学会,日本公衆衛生雑誌,39(10):349,1992.

老人保健事業に対する老人クラブの協力の実情に関する調査,50回日本公衆衛生学会,日本公衆衛生雑誌,38(10):687,1991.

社会福祉概論

地域福祉論

老人福祉論

社会福祉援助技術

社会福祉援助技術演習

 

井関智美

終末期の介護,『新・介護福祉概論』,244-256,学文社,2003.

特養におけるおむつ利用者の心身障害状況とおむつ介護形態の分析,日本看護研究学会誌,27(2):77-84,2004.

高齢者の仕事と生きがい,四国老人福祉学会誌,20:61-66,2000.

『介護技術マニュアル 第1版改訂版』新見公立短期大学地域福祉学科介護技術グループ,西日本法規出版,2004.

家事の実態調査その2−高齢者と学生の洗濯と掃除行動の検討−,四国老人福祉学会誌,22:77-80,2002

『介護過程ガイドブック第3版』,新見公立短期大学地域福祉学科介護技術グループ,2003.

介護概論

介護技術

形態別介護技術

介護実習

介護実習指導

 

岩ア竹彦

フォークロリズムからみた節分の巻ずし,日本民俗学,236:72-81,

2003.

『瑞穂の国・日本四季耕作図の世界,淡交社,共著,1996

『福祉と文化のまちづくり回想法で輝く,人・時間・空間(),備北新聞社,2003.

民俗学

地域文化論

生活文化史

社会学

文化人類学

吉村淳子

森田翠玉の音の世界,新見公立短期大学紀要,23:69-73,2002

岡林染里の音の世界,新見公立短期大学紀要,22:11-15,2001

阿新地域の音調査〜世代別による分析から〜,日本サウンドスケープ協会,1998.

環境音楽論

音の文化論

療養音楽

 

松本百合美

介護保険の施行状況に関する調査報告書,2(1),広島県介護福祉士会,2001.

『介護福祉概論』,7,介護過程の展開,分担執筆,基礎からの社会福祉編集委員会編,ミネルヴァ書房,2005

『リーディングス介護福祉学15介護技術』,5,移乗・移動の技術,分担執筆,建帛社,2005.

形態別介護技術

介護技術

介護実習

介護実習指導

 

大竹晴佳

日本型ワークフェア体制の形成:1960年代後半以降の老後生活保障の展開,一橋大学大学院一橋研究編集委員会,一橋研究,26(1):109-

126,2001.

公的扶助論

社会福祉行財政論

社会保障論
社会福祉調査
障害者福祉論

松永美輝恵

痴呆症高齢者のコミュニケーション量と感情の分析,新見公立短期大学紀要,25:171-177,2004.

形態別介護技術

介護技術

介護実習

介護実習指導

<地域看護学専攻科>

教員名

研究活動及び主な研究業績等

授業科目名

福岡悦子

企業の安全配慮義務について−過労自殺の民事責任,プライバシー守秘義務との関係−,岡山大学修士論文,1-52,2003

高齢化社会での産業保健婦の活用,健康保険組合連合会,105-123,

1992.

口腔保健と全身的な健康,口腔保健協会,(平成8年度厚生科学研究),134-1371996

NTT岡山健康管理所における喫煙対策の実施−禁煙マラソンの取り組みとその評価−,42回中国四国合同産業衛生学会,50-51,

1998.

地域保健指導論・産業保健

 

 

 

 

 

保健計画論

金山時恵

地区特性を生かした高齢者のケア対策−新見市の高齢者の意識及び在宅寝たきり率から−,新見女子短期大学紀要,15:95-106,1994.

健康な高齢者の日常生活習慣と健康行動に関する研究−A地域の老人クラブのゲートボール参加者の調査−吉備国際大学保健科学研究科保健科学専攻修士論文,2004.

公的介護保険サービス未利用者の現状と看護職の役割,7回日本在宅ケア学会学術集会報告要旨集,96-97,2003.

地区活動論

 

健康教育論

 

 

家族援助論

矢庭さゆり

地域看護学専攻科学生の高齢者支援への教育上の課題−高齢者の望ましい暮らしとその支援35回日本看護学会論文集,76-78,

2005.

ケアマネジメントの見直しから地域包括ケアへ,介護支援専門員,7(3):33-39,メディカルレビュ−社,2005.

地域保健指導論・高齢者保健

 

在宅ケアシステム論

 

【分析結果とその根拠理由】

 教養科では,個別の研究を中心に活動が行われ,その結果が教養科目の充実や担当科目の質の向上に反映されている。

看護学科では,特に授業や演習に対する教育方法や内容を検討したもの,また,臨地実習での学生の学びや教育的な対応に関する研究が多く,常に学生に視点を置いた教育研究が多く見られるのが特徴である。一方で,担当科目に関する臨床的なあるいは基礎看護学的なエビデンスを作り上げる研究については,専門基礎科目担当者以外にはまだ十分であるとは言えず,今後の課題となる。

幼児教育学科では,幼児教育の質を高めるための研究が行われており,教育計画にも反映されている。

地域福祉学科では,介護系の研究で技術などの演習に関連した研究や実習における指導に直接的にする研究が主としてなされており,介護福祉士養成に向けた実践的な教育につながっているものと考えている。また,福祉系の研究では概論や制度に関連したものが主となって教育面からは相関性を持っていると考えるが,広範囲の領域をカバーする必要性から鑑み非常勤講師群の応援を得て教育が展開されている。域福祉学科の教育の特長ともいうべき文化系では,介護教育のバックグラウンドとして相関する研究がなされていると分析できる。

 地域看護学専攻科では,実践経験を基に保健や公衆衛生看護に関する研究を中心に研鑽されていると考える。

以上より,各学科では各専門性に基づいた研究活動を実施しているが,今後とも基礎研究や担当科目に関する研究の深化や広がりに関しては一層の努力が必要である。

 

 

観点3−4−1: 短期大学において編成された教育課程を展開するに必要な事務職員,技術職員等の教育支援者が適切に配置されているか。

 

【観点に係る状況】

準学士課程では,どの学科においても実践教育が行われているため,演習,実習において非常勤助手を採用している。また,平成16年度より実習指導者に対しては「学外実習指導講師」の称号を授与し,指導者としての認識を高めてもらうようにしている(別添資料3−4:「新見公立短期大学学外実習指導講師称号授与規程」参照)。

 看護学科では,実習施設が分散しているため,専任教員以外に非常勤助手を継続で4人,専任教員の産前産後休暇および育児休暇に伴って臨時で2人を雇用し,円滑な実習が行えるよう人員を配置している。また,実習施設の臨床実習指導者との連携を強め,臨床実習指導者が教育に対する意識や学生への理解を深めるために,年1回の「臨地実習施設連絡会議」(『自己評価書』41-42頁)を開催し,講演やグループワークなどの研修を企画し,実習施設から多くの参加を得ている。学外実習指導講師は,平成17年度は,15施設52人である。

幼児教育学科では,教育職員免許法施行規則(第5条別表第1)の改正を受けて,平成13年度より非常勤実習助手4人(年間を通じて1人+実習事前事後の指導において保育所・児童福祉施設・幼稚園の3人)を任用している。また,年間を通じた1人は,「表現指導法・総合表現」の授業援助にもあたる。

地域福祉学科では,介護技術,形態別介護技術の演習及び介護実習指導を行うにあたり,非常勤助手3人を置いている。施設介護実習では,施設における指導者を学外実習指導講師として称号を授与し,平成17年度は42施設48人の実習指導者から実習指導を受けることになっている(資料J参照)。

 

資料J 演習・実習科目での教員及び教育支援者の配置

学科名

科目

専任

人数

非常勤助手

学外実習指導講師

看護学科

専門基礎

宇野 斎藤

 

 

基礎看護学

小野 杉本 土井

成人看護学

逸見 金山 真壁 白神 太田

(産休・育児休暇に伴う)

14

老年看護学

古城 木下

10

地域看護学

栗本 岡本(精神看護学と兼務)

.

 

19

小児看護学

上山

母性看護学

貞岡 岡

 

精神看護学

塚本 岡本(地域看護学と兼務)

.

 

 

看護学臨地実習

専門科目全教員

18

15施設52

幼児教育学科

保育実習T

(保育所)

高月 三好

1施設1人

保育実習T

(施設)

高月 東

1施設1人

保育実習U

高月 三好

1施設1人

保育実習V

高月 東

1施設1人

教育実習

高月 矢藤

 

 

地域福祉学科

介護技術T

井関 松本 松永

 

介護技術U

井関

 

形態別介護技術T

松本

 

形態別介護技術U

井関

 

介護実習

井関 松本 松永

42施設48

介護実習指導

井関 松本 松永

 

地域文化演習

村中 吉村

 

 

 

【分析結果とその根拠理由】

 看護学科,地域福祉学科では,実習については,短大所在地から遠隔地へ実習場を求めていることもあり,講義と実習を両立させていくことに専任教員のみではかなり無理が生じる。そのため,非常勤助手を配置し,学内の教育と臨地実習場面での教育に不足がないよう配慮している。しかしながら,昨今の実習施設側の個人情報保護やリスクマネジメントなどの状況および学生の資質の変化に伴って,今後非常勤の増員など検討する必要がある。

看護学科における「臨地実習施設連絡会議」は,他大学ではおもに連絡報告会として行われることが多い会である。本学の連絡会議は,教員と指導者がともに学ぶ研修としての意義を持っており,毎年,教員と臨床の共通のテーマで企画し,参加者からも好評を得ている。「学外実習指導講師」については,実施2年目を迎え,その効果について今後明らかにする予定である。

幼児教育学科では,非常勤実習助手は,保育・福祉の現場経験者あるいは現在も勤務している者であり,実習施設業務内容,指導案及び教材の分析,実習中の具体的な問題点等についての小グループでの演習学習の指導補助,及び表現指導法・総合表現や季節行事の指導補助にあたる。さらに,幼稚園・保育所・施設の各実習の事前事後指導において,各担当者が,実習施設業務内容,指導案及び教材の分析,実習中の具体的な問題点等についての小グループでの演習による学習の指導補助にあたる。このことにより,本学幼児教育学科の実習指導は,現場の実態に即した充実したものとなっており,実習における成果につながっていると思われる。また「表現指導法・総合表現」や表現発表会において,学生指導上,きめ細かい支援が実現している。

地域福祉学科における介護技術,形態別介護技術,実習指導では,非常勤助手3人を含めた6人の教員で,1クラスを46グループに分けて演習させ,きめ細かな演習が行えている。地域文化演習では新見市内における伝承文化を継承している指導者5人から,神楽や紙漉きなどの指導を受け,地域の文化に対する理解を深めるとともに,実体験することによって文化に触れることができており,学内の教員だけでは対応できない広い学習に役立っている。

 以上より,3学科とも専門職養成の学科で授業,演習,実習の授業形態をとっており,遠隔地実習を行っているため,教育を充実させるためには,非常勤助手や技術職員の配置が必要である。

 

 

(2)優れた点及び改善を要する点

 

【優れた点】

本学では,教養科目を充実させるために教養科が置かれ,幅広い教養と人間性豊かな専門職の人材を輩出する教員組織が構成されていると考えられる。また,各学科とも実践経験を積んだ専門の専任教員を配置しており,さらに専門教育を充実させるために学外非常勤講師を依頼し,専門知識と技術を備えた人材育成の教員組織編成が行われていると考える。

 さらに実習に伴う学外実習指導講師の称号を現場の指導者に授与することで,本学と実習現場の一体型教育が可能となり,実践場面での判断能力や人間関係能力の育成及び社会人としての人間的成長を促す支援が行われていると考える。

 

【改善を要する点】

本学の学科構成として専門職養成課程をとっているため,昨今の個人情報保護やリスクマネジメントなど社会的状況および学生の資質の変化に伴い,実習施設側との連携が特に重要になると考える。そのためには,専任教員数だけでは十分な対応が難しく,今後も非常勤の教育支援者の増員などを検討する必要がある。

 

 

(3)基準3の自己評価の概要

 

本学の教育課程を遂行するために法令等にのっとった教員組織が編成されている。

また,各学科・専攻科においては,各資格・免許に係る養成課程の指定規則等に基づいて教員を配置している。教員の年齢・性別構成は,編成上問題ないと考える。

教育活動の評価に関しては,教務委員会教育改善部会があり,教育活動に関する定期的な評価を実施している。教員の採用基準や昇格基準等は新見公立短期大学教員選考規程及び新見公立短期大学教員選考に関する申し合わせに明確かつ適切に定められ,教員の採用及び昇格時に組織される教員選考委員会及び教授会において適切に運用されている。

教育の目的を達成するための研究活動は,各専門性に基づき研究活動を実施している。今後とも基礎研究や担当科目に関する研究の努力が必要である。

教育課程を遂行するために必要な教育支援者として3学科とも専門職養成の学科で授業,演習,実習の授業形態をとっており,学内の教育と臨地実習場面での教育に不足がないよう非常勤助手を配置し配慮している。また,平成16年度より実習場における指導者を学外実習指導講師として称号を授与し,実習指導者が教育に対する意識や学生への理解を深めるとともに本学と実習施設との連携を強める機会となっている。

 


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